
国立新美術館で開催されている、エルメスの観客参加型のシネマ展覧会「彼女と。」へ行ってきました。エルメスらしい上質な世界観と斬新なアートの数々。”映画の舞台裏”をテーマに、細部まで目が離せない魅力的空間のシネマ展をレポート致します。
会場に着くなり、エルメスロゴのネオンボードがお出迎えしてくれ「ここからどんなストーリーが始まるんだろうと。」期待値をあげてくれます。足を踏み入れると、そこは一人の女性を追い求める撮影が行われる広大な映画スタジオが。「彼女と。」の象徴になる「彼女」とはエルメスがずっと思い描いてきた女性。私たち観客がアクターとエキストラに扮して「彼女」を追い求める物語がスタートしてきます。
物語は「彼女」を知る知人へ会いに行くシーンから始まります。観客であるアクター役とプロの演者さんが映画の1シーン(風)を撮影。(事前に台本が用意されていました)その他観客はエキストラとして参加しながらストーリーが進んでいきます。
撮影セットの裏には実際の演者さんが着用するエルメスのアイテムが並ばれており本格的かつ感動のラインナップ。レイアウト1つ1つとても素敵で物欲が湧いてしまい危険です。
また細部にまでこだわりが見える空間は、映画セットの作り物とは思えないクオリティの高さ。エルメスの象徴でもあるオレンジBOXもランダムに陳列されており女性のみならず、男性エキストラも目をキラキラしながら観覧していました。
その他セットも圧倒的な世界観で「さすがエルメス!」の一言。ドキドキするのにどこか優雅な気持ちになれる、、エルメスのブランディングからなるのか、、?会場中に妙な熱気が漂っていました。
映画シーンもラストに近づくと、エキストラも本格的に物語に参加していきます。演者・アクター・エキストラ全員での声出しやシャンパングラスを片手に、魅惑的な夜の街を舞台に撮影が進みます。そのシーンでとても素敵な演者さんがいらしたの1枚頂きました。
エレガントさを放ちつつ、どこかエッジの効いたスタイリングは会場にいる女性の心をロックオン。これぞエルメス!と言った唯一無二の演出です。
スタートからラストまで興奮がやまないシネマ展覧会「彼女と。」
「どんなストーリーでどんな結末を迎えるのか」
「何がアクターで何がエキストラなのか」
「何を伝えたくて何が伝わったのか」
諸々、、詳しくお伝えしたい所ではありますがまだまだ公開中。
是非新鮮な気分を味わって頂きたいのでこの辺で。是非皆様も衝撃的なシネマ展覧会を体感しに行かれてください。
展覧会名 | 彼女と。 |
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会期 | 2018年7月11日(水)-7月30日(月) |
開館時間 | 10:00-18:00 金・土曜日は21:00まで 火曜日休館 |
チケット | 予約制、無料 |
会場 | 国立新美術館 企画展示室 2E 東京都港区六本木 7-22-2 |
主催 | エルメス、国立新美術館 |